理 念
SDGsとは、2015年国連において加盟国193か国全会一致で採択された、社会・経済・環境に関して17のゴールを設定し、2030年までに解決を図っていこうという壮大なる施策である。現在人類が直面している地球規模の社会課題、環境課題の解決を図らなければ、次の世代、将来世代に、健全で、持続可能な地球社会・環境を引き継いでいけるのかという危機感から、全世界が同じ目標に向かって、現在努力している。
現代の人類社会は、地球の再生能力の1.69倍も消費し続けている。このままだと地球は、減少し続け、いつか破綻してしまう。現代生活は、次の世代が使うことが出来たものを消費しながら、開発を進めている。言わば、次の世代に借金しているようなもの。借りているものは返却して、次の世代に引き継がねばならない。
また、今誰もが不安に感じている気候変動からの異常気象、そして新型コロナウィルスも地球自体からの警告かも知れない。
SDGsのスローガンは、「誰一人取残さない」。そこに込められた意味は、地球上の誰一人被害を受けることが無いという意味合いと、様々な課題を解決するには、全ての組織と個人の関わり合いが必要あるという意味合いがある。だれもが健康で、安心して、楽しく生活を続けていきたいと望んでいる。持続可能で、健全な地球社会、地球環境を守り、引き継いで行くという目標を達成するため、1人でも多くの人が状況を理解し、自分ごと化するように促していきたいというのが、私の理念である。